カジャラ第4回公演 怪獣たちの宴 静岡講演を観に行って来たぞ
カジャラの公演を観に行ってきました
もともとラーメンズが好きで興味を持った「コント演劇」ですが、
今回ちょうど静岡講演があるということで。
実は2年前にも静岡で小林賢太郎さんが講演する機会があったんですが、それはお仕事の都合で行けなかったんですよね。
そんなこんなで舞台の場で実際に見るのはこれが初めてだったのです。
何の気なしにチケット応募して購入したこの公演ですが、
今になって思えば、結構運がよかったのでは?とも思います。
当日の仕事上がりに会場のグランシップへ向かうと、到着したのは18時過ぎでした。
すでに会場にはたくさんの人がいて、物販列が動いているのが見えました。
僕はまず物販列に並びました。
いろいろ悩みましたが、シャツとステッカー、ボールペン、書籍「こばなしけんたろう」を選択。
演劇台本もすごく興味がありましたが、今回は我慢することにしました。
一緒に並んでいた見知らぬおばさまと会話しつつ、列は消化されました。
物販は無事購入できました。
公演後も物販は行っていたようなので、そこで観ても良かったですね。
さて、物販購入後、会場に入ります。
僕の関は2階の1列4番。ちょうど2回の最前列で、かつ会場の左端の方でした。
その位置からだと舞台の全体と会場の全体を見渡すことができました。
個人的にはこの視点、かなり好きなんですよね。
舞台は演者と観客で出来上がると思っていて、その様子は舞台だけでなく会場全体で出来上がるものだと思っています。
なので、こういう見下ろし視点で全体を見るのはとてもわくわくしました。
ここからはネタバレを含む場合があるのでお気を付けください。
まずは黒子さんが搭乗。会場の諸注意のアナウンスに合わせて、ジェスチャーで教えてくれます。
バイブレーションは気になりますねえ。
そんな黒子さんとアナウンスで、会場の空気がだんだんと「カジャラ」の空気に変わっていくようでした。
そうして開演。ここからの記憶は実際ほとんどないです。(強気)
最初のコントから、僕個人的にはめちゃくちゃツボにはまってしまい、ずっと笑っていました。
一つ一つの言葉回しや、コミカルな動き、ネタは突拍子もなくても、
なんとなく「あ~、なるほどね!」「ありそう(笑)」と思ってしまうような日常感。
そういう世界観づくりが皆さんとてもうまくて、あっという間に引き込まれてしまいました。
実は小林さん以外の方をほとんど知らず、
なだぎ武さんくらいしか聞いたことないというレベルだったので、
今回の公演を通じて素敵な演者さんを知ることができて良かったなと思います。
中盤からはお疲れも出て来たのか、楽しくなってきたのか、
あまがみしたのを拾ってみたり、巣の会話やリアクションのようなものも見られて、
(あれもまたコントの一部だったのかもしれませんが)
つられて笑ってしまったり、おもわず突っ込みたくなったり、
だんだん会場全体がコント「怪獣たちの宴」になっていくのを感じていました。
最後のコントは、それぞれの魅力と「静岡講演」の最後として
それまでのネタが少しずつつながってきたり、活かされてきて、
素敵なフィナーレとなりました。
僕は最後の最後まで大笑いして、
涙が出るくらい笑って、腹筋が攣るくらい笑って、拍手する手が止まりませんでした。
公演後はなだぎ武さんが 吉本坂のCD手売りをしていたので、並んでしまいました。
なだぎさんと山下さんが迎えてくださって、
ひとりひとりとても丁寧にと対応されていました。
ファンの人同士でも写真を撮りますよ、と声掛けしあっていて、いい空間だなと思いました。
たくさんの感謝を伝えて、写真も撮っていただいて、貴重な経験ができました。
余韻はずっと今も続いています。
公演の後、あのネタはどんな名前なのかな、とか、
あの部分はどういう狙いだったのかな、とか、
あそこはアドリブだったのかな、とか、
そういうことを考えている時間がとても楽しいですよね。
僕はツイッターで見つけた方に(たいへん勢いのままでしたが)フォローを送って、
その人と感想を話しながら余韻に浸っています。
素敵な時間をみんなで笑って過ごして、
楽しかったねーって話ができるのっていいことですな……と思います。
(ちなみにそのフォロワーの方、なんと僕の左に座っていた方だったみたいです! びっくり!)
初日で千秋楽の静岡講演でしたが、とっても素敵な時間と空間をいただくことができました。
カジャラの皆さん、本当にありがとうございました。
これからも応援しています。また静岡に来てくださいね。たくさんの怪獣とともに。
たくさんの笑顔でお出迎えします。