【シン・エヴァンゲリオン劇場版】を観たぞ
公開される前の僕「シンエヴァきた~~~楽しみだな~~~」
公開された後の僕「なんか言うほど観に行くか!って気持ちにならないな」
公開されて結構経った僕「シンエヴァ結局観てないんよな~~」
その2日後の僕「とか言ってたらアマプラで配信されることになった」
感想
そういうわけでようやく見ることができました。うれしいね。
一応劇場版が公開されるちょっと前に予習を兼ねて序破Qを観返したのですが、
Qが何回見ても咀嚼しきれなかったので不安だったんですよね。
でもシンを観て納得したわ。
Qとシンで情報が回収されるのでQだけ観ててもわからないんやね。
というかシンの前半はしばらく世界観の描写に近いとこあるので、
実際はQの最後の続きというよりはの前半の世界観説明とつなげて処理しないと「あれ?今何やってるの?」ってなってしまうんじゃないかな。
この前半と後半の感じに関しては我が友は
「上の方は薄く割ってて下の方に原液のまま沈んでるカルピス飲んでる気分(意訳)」
って言ってたんだけど、なるほど、観てみればニュアンスは合ってるような気がする。
わからんとか言ってすまん。
前半は「エヴァの世界観を使ったちょっと(世界観的に)距離のある展開」
後半は「めっちゃエヴァ」
って感じだったので言い得て妙だなとも思うようになったな。
ストーリー自体が続きものなので当たり前ではあるんだけど、
シンの前半は特に「Qの続き」って感じがしたので、
余計に最初薄いカルピス飲んでる気分になったのかもしれんな。
エヴァを求めている我々からすれば。
ニアサーってのは破の最後でシンジくんが引き起こしかけたサードインパクトをカヲルくんが止めた段階の、「不完全なサードインパクト」のことやんな?
そのあとでシンジくんは眠っていて、
世界はぶっ飛んで、
その再生をヴィレがやっていて、
再生された場所で暮らしてる旧友がいる。
当たり前だけど世界は同時に広がっているので、
シンジくんの周りだけ観ていた我々にとってはそこら辺の説明がされてなかったんだよな。
シンジくんと同じく情報飛んでるからな。
シンのおかげでそこらへんは整理された気がするので、全体がつながってキレイに観ることができたような気がする。
エヴァに詳しいわけではないのでそこら辺の考察は有識者の情報を確認するとして、
前半はニアサーの影響を受けた生活と世界の描写と、そこにかかわるパイロット組の描写になるわけだけど、
後半部分まで観切った後に翻ってみればここら辺のカットすごく僕好みだなあと思いました。
僕自身がヒューマンドラマというか、
「感情を整理して決断する描写」がとても好きなので、
シンジくんが自立していく経過自体はとても気に入っています。
だから後半は普通に面白く見ることができたなあ。
全体的にバトルというよりは対話だし、漫画版もアニメ版も旧劇場版も見たことがある分、
そこらへんが自分の中でいろいろ繋がって思い出されたりしてきたので、
カタルシスとしてもいいものだったなあと思います。
ただ「魂の浄化」とか「裏宇宙」とかはライブ感で観ていたので、
せっかくならそこらへんもどういう感じなのかある程度とらえてみたいものだなあとも思っている。
あとなによりシンジくんが順番にいろんな子供たちとの対話をして、
それぞれに言葉を掛けることができる人になっているのでがとてもよかったな。
それがシンジくんの自立した姿なんだなって思うととてもよかったです。
そんなこんな感じながら150分観てたわけだけど、
没頭して見ることができたのでそこらへんはさすがだなあという感じだ。
さすがだなあと思う一方で観返したいなあと思ったらアマプラに残ってるのが最高やなと思う。
個人的には新劇場版の中で一番好きかもしれないな~シン
序破は何というか「ザ・エヴァ」って感じの使途対エヴァンゲリオンバトルなので
僕はそこが好きで楽しめるし、
Qシンはそれらのあとに
「あれだけのものの中心にいる1人としてどうするの?」
ってことを抱えて苦しむ感じのエヴァなので
僕はそういう部分が楽しめるし、
まあいいものを観ることができたなあと思っていますね。