お湯の水割り

思ったときに思っただけ書く場所です

【LIAR GAME ー再生ー】を観たぞ

あらすじ

卒業式を終えたばかりの女子大生・篠宮優のもとに、1通の招待状と現金1億円が届いた。 その招待状に書かれていた文字は【ライアーゲームのご案内】。

極限の心理状態に置かれた優。 彼女が助けを求めたのは、何度か講義を受けたことがあるだけで、顔と名前くらいしか知らない、帝都大学の心理学の教授。 その名は、秋山深一。

今回のゲームは、総額20億円を賭けて、プレイヤー20名が争う、究極の“イス取りゲーム”。 秋山潰しを目論む、新たなプレイヤー、新たな事務局員。 そして、すべてを陰で操る黒幕―― 騙し合うのか!? それとも助け合うのか!? 極限の心理戦がいま始まる!! (公式サイトより抜粋)

 

 

感想

この映画が発表された当時、観に行こうと思って結局観に行かなくて、後日感想サイトで

きわめて面白くないとの酷評を見かけたことがあったので、不安な気持ちで視聴することになった。

 

ストーリーはあらすじに書いた通り。

実施されるゲームは椅子取りゲームで、原作は知らないが結構人気のパートらしい。

限られた数の「イス」を奪い合って、最後まで座り続けられるようにもくろむゲーム。

 

イスは連続では座れないので複数のイスを確保しないといけないこと、

毎ゲーム後に実施される「投票」で特定の番号の椅子を除去する必要があることなど、

 いつものライアーゲームの駆け引きが馴染むものだな~と思って観てました。

 

今ゼブラックで一話ずつ読んでるんだけど、ライアーゲームの場合って

「優勝者の賞金を分配するので味方になってね」の展開が結構多くて

今そんな元手が無くても契約さえとってしまえば最終的にそれが果たされる、みたいなやり取りが多いように感じる。

 

実際に「椅子取りゲーム」もその通りで、

優勝者に賞金が支払われるのではなく

「優勝者の名前が入ったメダルと賞金を引き換える」という作りになっているのが

如何にもこれで駆け引きしてね、って言っているようだった。

 

今回の展開で個人的に面白いと思っていることは

脱落したら減っていくのではなく脱落者も投票には参加できるため、

むしろその得票をいかに支配するかが重要、みたいな作りになっているところ。

如何にもな「陣営拡張ゲーム」で原作で人気があるといわれてるのもわかるな~と思う。

映画だと時間と展開に限りがあるのでまとまっているのかもしれないが、

原作だともっと面白い感じになっているんじゃないのかなと思ったな。

どこらへんか知らないが早く読みたいものだ。

 

 

今作の特徴はドラマ版とキャストがごっそり変わっている点が結構思い切ってるなと思っている。

キャラクターは20人居るけどドラマ、映画版と同じ人もいて、

キーパーソンは多分新規の人。

ライバル勢力のボスは何というかいかにもなビジュアルのキャラクターの皆さんで、

ここに関しては特に違和感はなかったかなって感じがある。

めちゃくちゃ ??? ってなったのはやっぱり主人公サイドのシノミヤユウちゃんだと思う。

 

この子はライアーゲーム初めて参加みたいなんだけど、

いわゆる普通のキャラクターとして位置づけされていて、

シンプルにイスを探したり、取り合いに騙されたり、不安になったりと

普通の女子大生って感じのデザインだった。

カンザキナオちゃんは「バカ正直」って言われるくらいだけど

要所要所でその素直さと正直さで打開してきたシーンもあったりして

それはそれで特殊なキャラクターって感じだった気がする。

ダンガンロンパで言う苗木君みたいな「特殊な普通」を持ってるタイプ。

 

でもユウちゃんは等身大なシーンが多くて面白かった。

アキヤマが作戦を裏で進行する中、それを信じ切れずに時間が無くなって焦っちゃったりするところとか、

そのせいでチームに大きな負担を与えてしまうところとか、

誰かを切ることになって「あの人の椅子だと知っていれば!」と突っかかるものの

「知っていたら譲ったのか?」と言われて口ごもるところとか、

人らしいサイズ感で収まっていたような気がする。

 

まあ、これは今見返して振り返ってみて思ったことなんだけど、

実際に映画を見ている間はとにかくいや~な展開のかなめにこの子が機能していて、

視聴しているときにすごく「なんだコイツ…」と思ってしまったんだよなあ。

 

多分映画やドラマや原作でアキヤマの活躍を観てきた我々視聴者からすれば、

アキヤマはやってくれるし頼れるし、

アキヤマを理解しているサイドで見ているので、

それを信じ切れなかったり、先に行動してしまうあたりに強く違和感を覚えてしまうからなんだろうな。

ナオちゃんではこの動きはできなかったので仕方ないのかもしれないけど、

その結果として「ひどい出来だ」という評価になってしまうのは何というか仕方ないのかもしれないな……。

まあ実際ユウちゃん目線からすれば当たり前というかそうなっても仕方ないと思う。

 

映画の作り上、誰を主人公としてみればいいのか、

つまり視聴者が誰目線で話を追いかければいいのかがわかりにくくなっちゃってたからこそ、

展開として視聴者とユウちゃんの間に違和感があったんじゃなかろうか。

ドラマや漫画はナオちゃんを追いかけて進んでいく展開が主だったので、

視聴者もそういう気持ちで追いかけることができたけど、

今作はユウちゃんがそういうポジションだと思って観始めてしまったので

いざユウちゃんが仕掛けてしまったときに

「なんで主人公なのに知らないところでそんな色々しちゃってるの?!」

っていう気持ちになってしまって、ずれが発生したんだろうなあ。

キャラクターとしては面白いんだけど、展開のために動いてないか?という感じがしてしまったので。

つまるところ、視聴者がキャラクターを理解する時間が少なくなってしまったことが

こういう印象に繋がったんじゃないのかなと思う。

 

まとめ

総評:まあまあ普通

 

キャラクターそれぞれが成立していて、ユウちゃんのデザインも良く出来ているなと思ったけど、

その動き当たりの展開はまあ、うーんって気持ちになってしまうな。

ゲームとその展開自体はなんというかドラマや映画を見たことがある身からすれば

滅茶苦茶面白い展開というわけでもないんだけど、

でも逆転までの組み立てとか賞金を介したやり取りとかは安定していたな~。

なので言うほどめちゃくちゃひどい映画というわけでもないと思った。

 

 

 

 

勉強をする

今までに見てきたものや感じてきたことの何割を自分の今の生活に活かしているかと聞かれた時、例えば「学校で学んだことの何割が生活の役に立つのか」と聞かれた時、それは多分1割あればいいほうだと思う。

だからと言ってその1割は10割入力された知識を単純に分割した1割ではないというとのまた当たり前のことなのだなあ。

「自分の今の生活に活かす」と言われても、「自分」が「今」している「生活」ってその時にはわからないもの。

学校っていうのは社会生活の勉強だといわれることもあるけれど、だったら勉強なんてしなくていいじゃんと思うこともあるけど、やっぱり「時間があるうちにたくさんのことを知ること」っていうのは何よりも貴重な経験なんだよな。

それを自分で気づくのはとても難しい。だって時間が欲しいと思ったことが無いもの。

無限にある休み時間、30分もあればサッカーをしに校庭に走った日々。

いまや10分休憩で十分休憩するための技術を模索する毎日だ。時間が無限にあったんだよなあ。

 

中学の時に理科が好きで英語が嫌いだったとして、じゃあ理科だけやってもいいし、嫌いな英語をやってもいいし、それは個人の自由だけど、もし、この先で「ちょっとくらいやっておけばよかった」と思わないように、「ちょっとくらい」やっておいた方がいいんだな

自我が形成され自立したくなるその時期に、それを支えるために、知識と常識と教養を与えなければならないんだ。

学びの幸せを知る者は、きっと好きなものをたくさん見つけることができるようになる。

学ぶことは楽しいことだからだ。

学びの喜びを知らないものは、知ろうとする力が無くなっていき、閉じた世界になってしまう。

世界自体が広くても、広がりがないのであれば、いつか破綻するし、より広いものから見れば矮小なものになってしまう。

だからやっぱり、世界を広げようとする気持ちと、試みが大事なんだよな

だから勉強をする。

 

鬼滅の刃 舞台を観て来たぞ

鬼滅の刃の舞台を観てきた

舞台モノはまって半年くらいになるけど鬼滅が舞台になってくれたのはうれしいことだな

28日13時の部 銀河劇場

 

 

原作はテンポが速いのが特徴だと思っていたけどそれ故に舞台も同じく展開が速くて見やすかった

ちょうど鼓屋敷編が終わったところまでやったわけだけど、量として申し分なかったように思う

アニメ1クール目もこれくらいだった気がするし、やはりここくらいまでが展開しやすいのだろう

 

舞台自体は演劇だけかと思っていたけど、

実際は歌うし踊るしプロジェクションも使うし小道具も多いしで

かなりインパクトがあった

銀河劇場自体がかなり距離の近い場所だったのでそれも相まって滅茶苦茶迫力があった

 

 

まず炭治郎の演技がとてもいい

ちょっとなよっとしたテイストのある、と言うと語弊があるけど

優しげな少年の声って感じがした

演技も含めて本当に炭治郎がそこにいる

前半はとにかく炭治郎が苦しんで叩き上がっていく話になるのでめちゃくちゃ重たかった

原作読んでても同じ気持ちだったけど舞台でも全く同じ気持ちになった

力を入れるシーンはアニメの方が好きだったけど演出と重ねるとこちらはかなりしっかり表現されていて

なんというか存在感があった

同期が揃ってからのちょっと抜けたシーンもまた良い

 

禰豆子がめちゃくちゃかわいい

ちょっとしたしぐさがとてもいい

殆どセリフが無いので、行動やうめき声みたいなもので表現されるわけだけど、

それがとっても上手だった

そんでめちゃくちゃかわいいの 顔だけでどんぶり3杯いけそう

「鬼になった禰豆子」っていうのは単純な幼い少女ってわけでも

しっかりものの長女ってわけでもないのが難しかったんじゃないのかなって思ったりもする

 

義勇さんがかっこいい

生殺与奪の権を他人に握らせるな!」から始まるまくしたてる言葉がとてもよかった

今回のストーリーだとそこが一番大きな目玉でもある

ストーリー序盤にあの熱量をいきなり見せられるとなるととても期待してしまう

それくらいかっこよかった

終盤は出番が少なかったけど仕方ない

 

鱗滝さんが渋い

声の重さと厚さが鱗滝さんそのものだった

良き父親のような存在

でも鋼塚さんが来るとコミカルになる これも原作まんまだと思った

鋼塚さんも渋すぎず軽すぎないちょうどいい演技

つなぎのパートも確かにあの二人なら納得いくなって感じがした

 

錆兎がかっこいい

羽織がちゃんとしている

殺陣がとてもうまいなと思った 軽やかに踊るように動く

炭治郎を導く存在としてもとても納得感のある動きだと思った

お面が割れた時のほほえみは上にプロジェクションしてほしかった

何とか目を凝らして見ることは見たけども

 

真菰はめちゃかわいい 幼い少女だった

炭治郎の「かわいらしい…」が無かったのが残念

ちょっと舌足らずな感じもとても良い

 

黒髪白髪コンビ(輝利哉さまとかなたちゃんだったっけ)の惑わせるような雰囲気がよかった

藤襲山の独特の空気感をよく表しているとおもった

不気味で美しい

出番の多い少ないにかかわらず そこに刻み込んでいく感じがあって記憶に残る

 

手鬼の再現度がすごい

再現度というか特有の気持ち悪さの表現がすごくいい

手鬼に限らず矢把羽、朱砂丸、響凱みんな不気味さと気持ち悪さとがよく表現されていて

しっかり雰囲気の中に溶け込んでいた

ただの舞台装置ではなく、そこにいる異形の存在があったように感じる

もちろん人がやってるのが大きいが。

 

珠世様が美しい

めちゃくちゃ美しかった

はかない雰囲気とはっきりと意思があるところが見て取れた

しなやかな演技だけど動きが大きくてわかりやすい

おなじくして愈史郎もまたかっこよい

ちょっとコミカルなシーンが多くておもしろかった

愈史郎が鬼になったときの回想が無かったのはちょっと残念

 

無残様が引くくらいかっこいい

顔がいい

カリスマがある

かっこいい

顔がいい

今回の舞台においては矢把羽と朱砂丸が居るとはいえほぼ一人で鬼殺隊のヘイトを集めているわけだけど

「こりゃ勝てないわ」感がすごい

それくらいの存在感と強者感があった

威圧する声の重さも化けてる時の優しい声色も間違いなく無残様だった

かっこよかった……

これは鬼になるのもやむなし

 

善逸がめっちゃ善逸

アニメよりも僕の頭の中にいた善逸そのものって感じだった

言語化不能な叫びもまくしたてるスピード感も何もかもが「知ってる善逸」だった

そんで霹靂一閃のシーンがかっこいいんだよな

殺陣とプロジェクションの掛け算で

素早い動きが本当に速く見え、立体的な動きが本当に立体に見える

今回一番満足したかもしれないです

 

伊之助は思ってたより全然違和感なかった感じがある

さいしょ猪頭の写真登場したときはどうなるかと思ったけど

なんか馴染んでた感じがする

やんちゃ坊主な感じが面白かった

鼓屋敷編は三者の個性的な面が一番最初に出るシーンだからそこがはっきり強調されていてよかったな

 

鼓屋敷編と言えば「がんばれ炭治郎がんばれ」のところがセリフ無し歌パートになってたな

一回セリフとしていってほしかったかも

あと個人的には炭治郎がてる子に対して、

「いま清は本当に疲れているから、てる子が助けてやるんだぞ」

っていうシーンが好きだったのでカットされてたのは残念

 

 

全体通して満足度がめちゃくちゃ高い作品だった

映像と音楽と殺陣、そして演技、表現が噛み合って鬼滅の刃の世界を潤沢に表現していたと思う

この想い出を胸にパンフレットを読み返そう。

 

 

 

 

 

 

ねむたい

世の中

世の中にはやらなきゃいけないことがある

やらなきゃいけないことと やらなくてもいいことと

やるべきことと やりたいことがある

 

やらなきゃいけないこと

それは往々にして誰かから与えられることが多い気がする

だって自分じゃ判断できないから 誰かが道を示してくれるのだから

それが自分にとって適切かどうかと

それ自体が正しいかどうかは別の話

 やらなきゃいけないことは 誰かのためにやること

傀儡にならないで

 

やらなくてもいいこと

これは自分がわかって来て初めてわかること

自分である必要が無いこと

その人のためである必要が無いこと

でもやらなければならないときもあること

それがやらなくてもいいこと

そういうことをそぎ落として最適化する

そういうことを慈しんであそぶ

 

 

やるべきこと

じゃあだれのためにやるんだろう

自分のためにやることの方が多いと思う

自分のために何をやるのかは知らないが

やるべきなのはなぜか?

そうあるべきだから?

さもありなん。

 

やりたいこと

これが一番難しい

何をどうしたいかがわかってないとできない

一番いいのはそれで、実際は何をどうしたいかじゃなくて、

何かやりたくないことが出て来て初めて、やりたくなってくるもの

 

やりたくないこと

こころのもんだい

 

はたらきたくない

けどお金は欲しい

じゃあはたらく以外のお金を集める方法を探すべき

べき?

そうじゃなくてお金は対価だから

それがはたらくこと はたらきかけること

 

 

カジャラ第4回公演 怪獣たちの宴 静岡講演を観に行って来たぞ

kentarokobayashi.net

 

 

カジャラの公演を観に行ってきました

もともとラーメンズが好きで興味を持った「コント演劇」ですが、

今回ちょうど静岡講演があるということで。

 

実は2年前にも静岡で小林賢太郎さんが講演する機会があったんですが、それはお仕事の都合で行けなかったんですよね。

そんなこんなで舞台の場で実際に見るのはこれが初めてだったのです。

何の気なしにチケット応募して購入したこの公演ですが、

今になって思えば、結構運がよかったのでは?とも思います。

 

当日の仕事上がりに会場のグランシップへ向かうと、到着したのは18時過ぎでした。

すでに会場にはたくさんの人がいて、物販列が動いているのが見えました。

僕はまず物販列に並びました。

いろいろ悩みましたが、シャツとステッカー、ボールペン、書籍「こばなしけんたろう」を選択。

演劇台本もすごく興味がありましたが、今回は我慢することにしました。

一緒に並んでいた見知らぬおばさまと会話しつつ、列は消化されました。

物販は無事購入できました。

公演後も物販は行っていたようなので、そこで観ても良かったですね。

 

 

さて、物販購入後、会場に入ります。

僕の関は2階の1列4番。ちょうど2回の最前列で、かつ会場の左端の方でした。

その位置からだと舞台の全体と会場の全体を見渡すことができました。

個人的にはこの視点、かなり好きなんですよね。

 

舞台は演者と観客で出来上がると思っていて、その様子は舞台だけでなく会場全体で出来上がるものだと思っています。

なので、こういう見下ろし視点で全体を見るのはとてもわくわくしました。

 

 

 

 

ここからはネタバレを含む場合があるのでお気を付けください。

 

 

 

まずは黒子さんが搭乗。会場の諸注意のアナウンスに合わせて、ジェスチャーで教えてくれます。

バイブレーションは気になりますねえ。

そんな黒子さんとアナウンスで、会場の空気がだんだんと「カジャラ」の空気に変わっていくようでした。

 

 

そうして開演。ここからの記憶は実際ほとんどないです。(強気)

 

 

最初のコントから、僕個人的にはめちゃくちゃツボにはまってしまい、ずっと笑っていました。

一つ一つの言葉回しや、コミカルな動き、ネタは突拍子もなくても、

なんとなく「あ~、なるほどね!」「ありそう(笑)」と思ってしまうような日常感。

そういう世界観づくりが皆さんとてもうまくて、あっという間に引き込まれてしまいました。

 

実は小林さん以外の方をほとんど知らず、

なだぎ武さんくらいしか聞いたことないというレベルだったので、

今回の公演を通じて素敵な演者さんを知ることができて良かったなと思います。

 

中盤からはお疲れも出て来たのか、楽しくなってきたのか、

あまがみしたのを拾ってみたり、巣の会話やリアクションのようなものも見られて、

(あれもまたコントの一部だったのかもしれませんが)

つられて笑ってしまったり、おもわず突っ込みたくなったり、

だんだん会場全体がコント「怪獣たちの宴」になっていくのを感じていました。

 

最後のコントは、それぞれの魅力と「静岡講演」の最後として

それまでのネタが少しずつつながってきたり、活かされてきて、

素敵なフィナーレとなりました。

 

僕は最後の最後まで大笑いして、

涙が出るくらい笑って、腹筋が攣るくらい笑って、拍手する手が止まりませんでした。

 

 

公演後はなだぎ武さんが 吉本坂のCD手売りをしていたので、並んでしまいました。

なだぎさんと山下さんが迎えてくださって、

ひとりひとりとても丁寧にと対応されていました。

ファンの人同士でも写真を撮りますよ、と声掛けしあっていて、いい空間だなと思いました。

たくさんの感謝を伝えて、写真も撮っていただいて、貴重な経験ができました。

 

 

余韻はずっと今も続いています。

公演の後、あのネタはどんな名前なのかな、とか、

あの部分はどういう狙いだったのかな、とか、

あそこはアドリブだったのかな、とか、

そういうことを考えている時間がとても楽しいですよね。

 

僕はツイッターで見つけた方に(たいへん勢いのままでしたが)フォローを送って、

その人と感想を話しながら余韻に浸っています。

素敵な時間をみんなで笑って過ごして、

楽しかったねーって話ができるのっていいことですな……と思います。

 

(ちなみにそのフォロワーの方、なんと僕の左に座っていた方だったみたいです! びっくり!)

 

 

 

初日で千秋楽の静岡講演でしたが、とっても素敵な時間と空間をいただくことができました。

カジャラの皆さん、本当にありがとうございました。

これからも応援しています。また静岡に来てくださいね。たくさんの怪獣とともに。

たくさんの笑顔でお出迎えします。

 

 

 

 

 

 

第一回深海生物検定を受験したぞ

プロローグ

 

深海生物っていいよな~

趣味の資格が取りたいな~

そんな気持ちが合わさった資格はないのかな~

 

 

そんなことを思っていたのが12月の初頭。

「深海 検定」で検索してヒットしたのが深海生物検定でした。

ちょうどその時は申し込みが終わっていて、僕はめちゃくちゃ後悔……したのですが、

なんとちょうどインターネット申し込みの期限が延長されており、即日申し込み&入金。

晴れて深海生物検定を受験したわけであります。

 

 

 

深海生物検定を受けるぞ

 

深海生物検定は、文字通り深海生物のことについての知識を問う資格試験です。

今回が第一回ということもあり、僕のモチベーションは上がるばかりでした。

今回の試験は2級と3級があり、1級はなかったみたいです。

3級は初級(4600円)、2級は中級(5500円)って位置づけみたいです。

僕は併願受験をして、どちらとも受けることにしました。

 

 

 

 

試験勉強をするぞ

 

意気込んだものの、果たしてどう勉強したものでしょうか。

公式サイトに例題があったのですが、なにぶん第一回なので、どういう系の問題が出るのかなんてわかりません。

 

「生態系を問うてくるのか?」

「名前や分類を問うてくるのか?」

「イラスト問題が出てくるのか?」

「歴史に関する問題はあるのか?」

「環境に関する問題はあるのか?」

 

そんなことも何もかもわかりません。

あるのは公式参考書である「深海生物大事典」のみ。

本・コミック: 深海生物大事典/佐藤孝子:オンライン書店Honya Club com

 

だから僕はとにかくこれを何度も読むことで勉強しました。

電車の中で、自宅で、ざっと流し読み。

基本的には図鑑みたいなものなので、教科書というほど苦痛ではありません。

何より興味があって読んでる本ですからね。

もともと知ってた生物もありましたが、知らない生物や情報の方が多いです。

正直深海ってどこから?とかもあいまいなほど。

何年にどこ沖で発見されました、とかもなかなか頭に入りません。

 

いきなり全部覚えるのは難しいと思ったので、一通り全部を読み終えてから、

興味がある部分を特に読み込むようにしました。

 

たとえば僕はサメが好きなので、サメの仲間のページをたくさん読んでみたり、

ダイオウイカのページを呼んで、ダイオウイカとその仲間を調べてみたり。

興味があることをきっかけに、広げてみていく感じで読んでいました。

 

ちなみに、勉強の途中に僕が興味を拡張したきっかけとして、

「マグメル深海水族館」っていう漫画を読んだことも一つの大きな要素になりました。

深海生物の水族館が舞台のWeb連載漫画ですね。

マグメル深海水族館 - 椙下聖海 / prologue ダイオウイカ | くらげバンチより)

この漫画めっちゃ面白いので読んでください(命令形)

ここに出てきた生物を「深海生物大事典」で調べてみたり、仲間を調べてみたり、

そうやって手を広げて、ざっくりと参考書の中身全体を頭に入れました。

 

 

 

 

 いざ受験だぞ

 

いよいよ本番です。

まずは3級からの受講です。僕は沼津会場で受験しました。

深海水族館のおひざ元ですね。

(ちなみに受験の前の週に深海水族館行ってシーラカンス大明神にお祈りをしてきました。)

 

周りには結構受講者もたくさんいまして、

なにより小学生くらいの受験生がたくさんいましたね。そこは結構驚きました。

そしてみんな同じテキストを持っています。

仲間意識感じる~。

受験前に最後の確認をして、いざ受験です。

 

 

3級の試験はほんとに初歩問題って感じでした。

特徴に当てはまる生物を選ぶとか、その逆とか。

問題形式は初めて見る文書ばかりなのでそこはなかなか苦戦しましたが、

それでも何とか全問解答しました。

手ごたえはあったので問題ないと思う。(当時の感想)

 

さて、その直後には2級が待っています。

待ち時間に僕がやったことは、「3級の答え合わせ」でした。

問題形式を確認し、この検定ではどのような問題が出てくるのか、

どういう部分を注目しておくといいのかを確認しました。

自己採点で9割取れてたので問題ないでしょうということも確認し、

あとは再勉強です。

自分が予想していた部分から外れていた、試験が訊いてくる部分を予想し、

さらに2級に向けて追い込みをかけました。

 

後半戦の2級ではそれが功を奏し、山を張って覚えた部分も含めてばっちり回答することができました。

それでもやっぱり2級のほうが難しかったですね。

「どこで見つかった?」とか「いつ見つかった?」みたいな問題も出ていて、確かに中級向けだなと思いました。

 

3級と2級をまとめると、

【3級】

・ほんとに初歩的な問題が多い。

・問題文をきちんと読めば回答がどれなのかがわかりやすい。

・「違うものを選べ」系の問題は選択肢同士を比較すれば割とわかる問題も多い。

・フリガナが降ってある。

 

【2級】

・年代や地名を問う問題がいくつか出てくる。

・「どれが違うか」だけでなく、「どのように違うか」を問う問題が多い。

・具体的な長さや大きさ、数字を問う問題が多い。

・器官や物質の名前を問う問題が出る。

 

【共通】

・最後の4問くらいは写真の生物に関する問題。

・一部の問題同士を比較することで一部の答えを予想することができる。

 

という感じでした。

2級はほんとに隅々まで読んでないとわからない問題もあって、

「大事典」の写真しか乗ってないページのキャプションに書いてあることが問われたりと、

かなりしっかり全部を読み込んでいないとわからなかったなって感じる部分も多かったです。

 

 

 

 

受験が終わったぞ

 

この記事を書いている今日、検定の結果が届きました。

結果は無事どちらとも合格。やったー。

そんなわけで晴れて第一回の深海検定で合格することができました。

第一回で、っていうところもうれしいですね。

 

次回があればきっと1級も出てくるんじゃないのかなって思います。

そうなってくると、今度も新しいテキストとかが出てくるのかな?

僕は昔から今でもこれからも深海生物が大好きなので、今度の試験も受けてみたいと思っています。

 

 

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THEATER CHALLENGEが始まったね

ミリシタの投票イベント「THEATER CHALLENGE」が始まりましたね

いろんなPたちの駆け引きが始まったのをタイムラインで眺めているわけですが

僕は自分が入れたいところに入れようと思います

せっかくなのでTA,TBの結果も踏まえて、今回のTCイベントがどういうふうになるのかなっていうのを

自分の中でまとめておこうと思います。

 

 

 

 

【THEATER CHALLENGEの投票枠】

 

今回の投票枠は下記に示す通り、

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この三つが対象テーマとなっています

全部で15枠ある役どころを、今回は53人のアイドルで競ることになるわけですねえ

TA、TBイベントと比べていろいろと毛色も違うと思いますが、今後どうなっていくのかが楽しみです。

 

 

 

 

 

【過去の投票イベントと比べて】

 

765AS、参戦

過去のTA、TBイベントではどれもミリオンライブのメンバーが主体であったことに対して、

ついにシアター所属のすべてのアイドルが対象となります。

つまりこれは、今まである種の浮動票であった765AS担当Pの票が、そちらに流れていくということを意味します。

今ではいわゆる「副担」といって複数アイドルを応援するPもいるみたいですが、

やっぱりアイドルマスターの黎明からずっと活動している13人が対象になることは大きな意味があります。

 

 

3大テーマの特殊性

もう一つ過去のものと比べて変わっているなと感じるのは、テーマの特殊性だと思います。

TAは任侠、ファンタジー、オカルトから、

TBはスポ根、日常系、サスペンスから、テーマと配役が決まってきたわけですが、

これらのテーマは比較的(ファンタジーを除けば)普段の姿を重ねやすいような役が多いように感じます。

普通の少女や、気の強いお嬢様、真面目なスポーツマン、やさしいお姉さんなど、

比較的普段のアイドル同士のかかわり方や掘り下げの中に適性が見い出せるように感じます。

そうでなくとも、任侠やオカルト、サスペンスなんかは我々Pにとってもイメージしやすく、

テーマから想像を膨らませておすすめをしていけるように見受けます。

 

しかし今回の3種のテーマは、どれも日常生活と地続きでない世界の印象を強く感じます。

 

孤島サスペンスホラーは最も普通の人間が関わりそうな物語ですが、

テーマが「サスペンスホラー」であることからも、

謎やドラマというよりはもっとオカルトな気配に寄っていそうなイメージがあります。

役柄の説明文を見ると、どうやら物語が進むにつれて変わっていく有様もポイントのようですね。

ホラーというよりオカルトモノなんじゃないかな……と思いました。

というかラストアクトレスの次が孤島サスペンスホラーなのおもしろいですね。

 

おとぎの国の物語はまんまファンタジーですね。

オオカミや少女、魔法使いというのも定番なメンバーな気もしますが。

こちらは配役からストーリーが予想できない分、想像の膨らませ方が自由自在な気がします。

不思議の国のアリスのような物語なのか、白雪姫のような物語なのか、

それだけで役柄の性格もがらりと変わりうる。

それ故にたくさんの候補生が出そうに感じます。

 

近未来アウトサイダーは、それこそ役柄も馴染みない名前で、

どんな世界、時代背景、原理原則の世界観なのかもわかりません。

こちらは配役の説明文が比較的はっきりと「1人彷徨う」「強い」「世界を治める」と書いてあり、

個人的にはおとぎの国よりもキャラの背景が立てやすいように感じます。

マイティヒーローズイベントのイメージもあるのかもしれませんね。

 

つまり、今回の3つのテーマは

「そのキャラクターの性格を投影して役柄をイメージする」今までの投票企画以上に、

「役の物語、世界観をイメージして、そのキャラクターをその世界に存在させる」ための

提案と推進がポイントになってくるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

【今回の投票イベントで個人的に注目していること】

 

新規追加枠、765AS組のパワーはいかに

やっぱり765AS組への投票が一番気になりますね。

ミリシタのイベント、企画内では、実は765ASのためのイベントはそこまで多くあるわけではありません。

登場しないわけではないですが。

ソロ曲の実装はミリオンスターズから、

THEATER GENERATIONシリーズのユニットもミリオンスターズから排出され、

765ASは既存曲イベントやメインコミュの中に登場する位置づけのほうが多いようにも感じます。

時折ライブに合わせてアニメ曲やゲーム曲も追加されているので、一概に出番が少ないとは言い切れませんが。

 

何が言いたいかというと、ミリシタから始めた人たちにとっての765AS

ミリオンスターズの一員と言って大きな差し支えないんじゃないかということです。

そうなってくると、ソロ曲やユニットをもって個人や人間関係の掘り下げが行われたキャラクターは

やっぱりファンが多くなるかもしれないですね。

もちろん、今まさに出番を待っているキャラクターたちのPが、

今こそ機会にと投票でアッパーしていくわけですが。

そういう765ASをミリシタから知った人たちへのアプローチは、一つのカギになるんじゃないのかなと思います。

 

同時に、僕のようなもともと765ASが好きでミリオンライブを始めた人という存在が一定数居て、

765ASに投票できるのであればそっちに投票するよ、という人は多いんじゃないかなと思います。

上で言ったある種の浮動票という存在ですね。

この表がどの規模存在するのか、今もすでに顕在化しつつありますが……。

 

 

桜守歌織、白石紬という存在

もうひとつ注目したいのは、ミリシタからの新規追加アイドルの二人です。

TBイベントでは、両者ともにオーディナリー・クローバーとラスト・アクトレスで役を勝ち取って見せました。

歌織さんは成人組の枠の中でもお姉さん枠という役柄がキャラクターイメージにぴったりだったのか、

前回の投票戦では圧倒的な独り勝ち状態で役を勝ち取っていましたね。

一方紬ちゃんは、最後まで探偵役を百合子ちゃんと競い合う投票戦を展開し、

結果的に1位の座を獲得していました。

 

さて、この二人は765ASとも違い、ミリシタから始めた人にしかわからない存在です。

こういう言い方もなんですが、新しいキャラクターであること、というブーストもないわけじゃないと思います。

実際僕はそれで紬ちゃんに探偵役で投票しましたしね。

(百合子ちゃんはTAで役取ってたしいいんじゃない?って思ってたのもありますが……。)

 

今回はそことは状況も変わってきます。

まず、上に書いた通り、普段のイメージの延長で繋げられるような役柄があまり多くありません。

今回こそ、その役でどんな風な姿を見せてほしいか、みたいかを具体的にイメージし、

より強く提案していく必要があります。

そしてもう一つ、こちらも上にいま書きましたが、TBで役を取ったという事実もついてきます。

そういうシチュエーションの中で、このふたりがどういう立ち回りを見せるのかは楽しみです。

 

 

 

というわけで、自分なりの考えをかきだしてみました。

こんなことしている間に投票が進んでいますが、僕はどこに入れようかな……。

ランキングを見て勝ち確のところは入れなくていいと思うし、

勝ち確がないところには入れても意味ないしって気持ちになっちゃうので、

あんまりランキングはあてにならないんですよね。

僕のようなコンベンションセンターやラウンジに所属しない人間の票ってどれくらいの規模あるんでしょうね。

 

ちなみに孤島サスペンス:メイド役には真ちゃんを推していますが、

すでにベルベットに集まりつつあるので厳しいかな……。

 

最後まで侮れない投票戦を、楽しみにしましょうね。